新型PS5発表、発売へ!ドライブ脱着型、軽量化タイプ!
新型PS5『Ultra HD Blu-rayディスクドライブ着脱可』
2023年10月10日に新型PS5がソニーから発表されました!
新型プレイステーション5は、ブルーレイドライブ脱着可、小型化、軽量化タイプです。これまでリークされていた通りの内容。
『新型PS5』の発売日は、2023年11月10日(土)となります!
今回のビッグマイナーチェンジで、最も大きい変更は下記の通りです。
「ディスクエディション」と「デジタルエディション」の本体が共通化され、「デジタルエディション」購入後に、必要に応じて、Ultra HD Blu-rayディスクドライブを装着させることができます。
同時に、本体サイズは30%以上の小型化、重さはディスクドライブ搭載モデルが18%、デジタル・エディションが24%の軽量化が図られています!
更に、本体内蔵のSSDストレージは1TBへと増量となりました。(詳細スペックは後述)
多くのユーザーが期待していた「小型化」、「軽量化」が実現されました!
なお、スペック以外の変更点には、フロントパネル側のコントローラーや外付けSSD装着用のUSB端子が、USB-AからUSB-Cへ変更となりました。
そして、多くの方が気になるのが、価格もそれぞれのモデルで約6,000円~10,000円程度の値上げとなります!
特にデジタルエディションの1万円の値上げは非常にインパクトが大きいです!
『新型PS5』主な変更点
今回のPS5マイナーチェンジは、3回目となります。
(CFI-1000→CFI-1100→CFI-1200→CFI-2000)
- 30%以上の小型化
- ディスクドライブ搭載モデルが18%、デジタル・エディションが24%の軽量化
- Ultra HD Blu-rayディスクドライブ着脱可能に
- ディスクエディション、デジタルエディション本体の共通化
- 本体内蔵のSSDストレージは1TBに増量
- 前面USB端子(SuperSpeed USB 10Gbps)はタイプA廃止
- 本体の価格は、約6千円~1万円の値上げ
価格については、日本のみならず、米国などでも値上げとなっています。円安による値上げではなく、製品開発費、半導体高騰の影響を世界中で受けている様です!
- 日本
- PS5(Ultra HD Blu-ray ディスクドライブ搭載版):66,980円(税込)
- PS5 デジタル・エディション:59,980円(税込)
- 米国
- PS5(Ultra HD Blu-ray ディスクドライブ搭載版):499.99ドル
- PS5 デジタル・エディション:449.99ドル
- 欧州
- PS5(Ultra HD Blu-ray ディスクドライブ搭載版):549.99ユーロ
- PS5 デジタル・エディション:449.99ユーロ
- イギリス
- PS5(Ultra HD Blu-ray ディスクドライブ搭載版):479.99ポンド
- PS5 デジタル・エディション:389.99ポンド
新型PS5(2023年モデル)スペック表
新型PS5(2023年モデル)と現行型PS5(2022年モデル)の比較表となります。
表の一部、上段はディスクエディション、下段はデジタルエディションを表記しています。
現行型PS5(CFI-1200) | 新型PS5(CFI-2000) | |
---|---|---|
価格 | 60,478円(税込) 49,478円(税込) | 66,980円(税込) 59,980円(税込) |
ストレージ | 825GB | 1TB |
重さ | 約4.5kg(Digtal Editionは約3.9kg) | 約3.2kg(Digtal Editionは約2.6kg) |
サイズ | 約358mm×96mm×216mm 約358mm×80mm×216mm | 約390mm×104mm×260mm 約390mm×92mm×260mm |
入出力 (前面) | USB Type-C (SuperSpeed USB 10Gbps)USB Type-A (Hi-Speed USB) | USB Type-C (SuperSpeed USB 10Gbps)USB Type-C (Hi-Speed USB) |
消費電力 | 229 W | 202 W |
小型化、軽量化による懸念点
PS5は、2021年モデルから2022年モデルの際にも、軽量化が図られました。その時に海外リーク者からも懸念された問題として、ヒートシンクの小型化による冷却性能の劣化です!
前回のマイナーチェンジの際の変更点、ヒートシンクサイズの変更など👇
PS5は高性能GPUやSSDを利用している為、筐体内に熱がこもり易く、熱暴走が懸念されました。国際大会でも、USBケーブルが溶けたというニュースも話題になりました。
今回の新型PS5の仕様変更により、更なる熱処理の問題が再燃されなければ良いですが。
脱着可能Ultra HD Blu-rayディスクドライブ
同時に発表された「デジタルエディション」ユーザ向け「Ultra HD Blu-rayディスクドライブ」の内容です。
別売りのUltra HD Blu-rayディスクドライブを購入することで、PS5ディスクドライブと同じ構成にすることが可能です!
最初は、ブルーレイドライブが不要だと考えた方も、後付が出来る点は、とても良い仕様だと思います!
Ultra HD Blu-rayディスクドライブの希望小売価格は11,980円(税込)。
その他周辺機器について
新型PS5の発売に合わせて、新PS5を縦置きにする為の「縦置きスタンド」が別売りで販売されます。
なお、本体横置きフットについては、標準付属です。新PS5は、基本的に横置きを前提としている様です。個人的には、省スペースで設置できる縦置きをお薦めします!
また、これまで販売されていたPS5公式周辺機器は下記の通り、価格改定(値上げ)が発表されました。
価格改定日は、2023年10月18日(水)となりますので、欲しい人は、購入をお急ぎ下さい!
- DualSense® ワイヤレスコントローラー(ホワイトおよびミッドナイト ブラック):9,480円(税込)
- DualSense ワイヤレスコントローラー(コズミック レッド、ノヴァ ピンク、ギャラクティック パープル、スターライト ブルーおよびグレー カモフラージュ): 9,980円(税込)
- PULSE 3D™ワイヤレスヘッドセット:12,980円(税込)
- HDカメラ:7,980円(税込)
- メディアリモコン:3,980円(税込)
- DualSense® 充電スタンド:3,980円(税込)
新型PS5(CFI-2000)まとめ・評価
さて、新型PS5(2023年モデル)のまとめです。
待望の小型化、軽量化によるメリットは大きいと感じますが、基本的に一度設置したら、動かさないことが多いので、軽くなることによる恩恵はあまり無いかもしれません。しかし、PS5はサイズが大きい為、小型化による効果が大きいと思います。
しかし、小型化による冷却性能低下が前回は起こってしまったということもあり、今回の大型マイナーチェンジによる更なる廃熱効率の悪化が懸念されます。ソニー側の検証の結果、影響無いということで販売になるとは思いますが。。。
ユーザーが一番気にする点は、やはり価格面でしょうか。
ディスクエディションで約6000円の値上げ、デジタルエディションについては1万円の値上げとなり、現行機から大幅値上げとなります。よって、予想されるのは、前回のCFI-1200発売に合わせた値上げで起こった旧モデルの争奪戦です。
値上げ前に購入したいユーザーと転売屋によって、市場からあっという間にPS5が消えてしまいました。
2023年9月頃からPS5は、中国人転売屋、観光客による観光VISA免税による買い占めで、既に現行PS5が買いにくい状況にあります。現行版PS5が欲しい方は、2023年11月10日までに、なんとしても購入しておきましょう!
■PS5現行型(CFI-1200)
■ゲームソフト同梱版